入門ガンプラ塗装

塗装の下準備

 

さて、いよいよスプレー塗装の下準備へと移ります。塗装前に気をつけるポイントは、パーツを棒の先端等に固定することです。これをしないと全体をキレイに塗装することはできません。棒はランナー等を切って活用するのもアリです。

 

まず、固定したパーツを持ってスプレーしますが、この時に棒を持つ側の手は手袋をしておいた方が良いでしょう。スプレーとパーツとの感覚は20cm程度で、ゆっくり仕上げるなら30cm程度離してもOKです。

 

こうして塗装した後で問題になるのは置き場所です。そのまま下に置く訳にはいかないので、穴をあけた台を用意して、そこに棒を差し込んで乾かすようにします。台の材質は固めの発泡スチロール等が適度です。

 

さてパーツの固定方法ですが、これはパーツの形態によっていろいろで、マスキングテープを貼って差し込む、クリップでとめる、包んで固定する、貼って固定するなど工夫してみてください。

 

また、最初にランナーから切り離さず、そのまま塗装する手もあります。下地塗装も塗料の食いつきを良くする工夫です。これにはサーフェサーの缶スプレーを使います。

 

サーフェサー1000番以上なら特に粒子が細かくて塗装もキレイに仕上がります。スプレーを吹く時は20cm以上離して、数回に分けて行ってください。このひと手間で、塗装のレベルがグンと上がります。