塗装の基礎テクニック
塗装する方法で最も一般的なのがスプレー塗装です。この缶スプレーを使う時の方法ですが、パーツとスプレー缶の間隔は約20cmが基本で、もっと丁寧に仕上げたい場合は、距離は30cm程にして数回に分けて吹き付けていきます。
いずれにしても吹き始めはパーツからやや離すようにするのがポイントで、それは特に缶スプレーの場合は出始めに粒子が大きくなりがちだからで、これはエアブラシでも同じようなことが起こります。
安全なのは、やはりダブルアクションにすることで、少しずつ塗料を出していけば、失敗が防げます。
エアブラシもよく使われます。エアブラシならより均一な塗装をすることが可能で、特徴はエアーが自由に使える点です。ガンプラでは影の部分にシャドーを吹いたりしますが、そんな時に非常に便利です。
エアブラシでははじめに塗料を薄めることから準備します。ラッカー系塗料なら塗料1薄め液2の割合を基本とします。ここで薄め過ぎると色が塗りにくくなり、濃過ぎると粒子が粗くなります。
塗料の入れ替えや洗浄は、カップにティッシュを敷いて塗料をしみ込ませ、ブラシを吹いて塗料が出ない状態にして、薄め液をカップにいれて濯ぐようにします。これで次の塗料を入れることができます。エアブラシの洗浄用のシンナーが便利なので、これを使ってください。